〇そもそも妊婦さんって整体受けていいの?

そういう不安がある人が多いのは私も知っています。
でも聞いてください
妊娠って間違いなく特別な状態です。
だからといって「絶対安静!トイレ以外はベットで寝てて!」
と言われることはないですよね。

手力整体の手技はあくまでも「筋肉をほぐして動きやすいカラダへ導く」ものなのです。
つまり施術を受けることイコール自分で動くこと。なのです。
第三者が出てきて筋肉を動かすか
自分で動くか。だけの違い。

だから私は10年間妊婦さんを揉み続けてきたし
そこにトラブルはなかったんです。

そもそも
なぜ他の整体院やマッサージ屋さんでは「妊婦さんお断り」なんでしょうかね
妊娠にまつわる様々な医学的処置が必要な妊婦さん達は
きちんと病院で対処されています。
だけどセラピストたちが妊婦さんの施術を怖がるのは
特に妊娠初期の妊婦さんと関わるのを怖がるのは
一重に「流産につながったら怖いから」なんだと思います。

ひとつだけはっきり言います。
「筋肉揉んだくらいで流産は起きません」

なぜこれほどはっきり断言できるか
それはこの私自身が三回の流産と一回の死産を経験しているからです。
8年間、不育症と診断され
両手で足りない数の産婦人科を巡りあらゆる検査をしました。
それぞれの病院の先生たちに口をそろえて言われ続けてきたんです。
「流産の原因は特定できない」と

死産の場合は原因が特定できるケースもありますが
私の場合は死産も原因は分からず
全てのお医者さんから「原因は卵にある。自分を責めないで」と言われました。

そして一番信頼している産婦人科医に言われたんです
「妊娠は数打ちゃ当たる。3回流産した人より8回流産した人の方が、次の一回で出産に至れる確率はあがるんだから
自分を責めてチャンスを破棄してはだめだ。」と

この事実が示すところが理解できますか?

年齢が上がるにつれ流産の確率は上がるにせよ
どんな年齢の女性でも必ず20%は流産するんです。
そしてそれは
生活が丁寧でなかった。とか
食べ物に添加物が多かった。とか
カラダを冷やした。とか
ストレスが多かった。とか
そんなわかりやすくて簡単な理由で起こるわけではないんです。
私には分からないけど、きっと
神様とかそういった類の存在、もしくは赤ちゃん(たまご)自身が「この受精卵はやめておこう」って決めているんです。
そう解釈してあげて下さい。

そして流産してしまった自分や
ご家族やお友達を、どうぞ責めないであげて下さい。
誰も悪くはないんです。

だから私は妊婦さん、それも初期の方でも
恐れず普通にほぐします。
大丈夫なたまごは、必ず生まれてくるんです。

私のお客さんにこんな人がいたんです。
41歳の妊婦さんでした。
11年間不妊治療をして、ダメで諦めて
その間ずっと自分を支えてくれていたバレエの存在に人生をかけようって決めて
それで生まれて初めて主役で舞台に立つことが決まったんです。
そのレッスンに明け暮れていたらまさかの自然妊娠。
バレエですのでもちろん飛んだり跳ねたりしますし
その演目では男性とペアになって、リフトといって
お腹をもって持ち上げられて男性の頭の上で回る。なんて技もあったりして

もちろん周りは大反対ですよ。
ご両親もお友達も、、
だけどご主人は理解して応援してくれていたんですって。

そして私ははやりその方を応援しました。

だって自分を見ているようだったから、、
その方は妊娠五ヶ月にしてバレエ「白鳥の湖」のオデットを演じて
その後無事に出産されました。
赤ちゃんは今ではもう4歳です。

そして私は
8年間の不育症の苦しみと
死産の痛みで 人生のどん底に居たときに
パラグライダーという翼で空を飛ぶことに出会いました。
こんなに何か一つのことに没頭するのは人生で初めて。というくらい
夢中になって空を飛んでいたら
最後の妊娠をしたんです。

その時私の脳裏に浮かんだのはオデットの彼女でした。
このまま飛び続けていても成長するくらい強いたまごだったら
無事出産にたどり着けるかもしれない、、

結果私も五ヶ月まで空を飛んでいて
その後無事出産に至りました。

妊娠出産に関して「絶対」はないんです。
それこそ、神の領域 なんですから。
だから私たちのこの小さな手で
そんな神秘のからだに変化を与えられるはずがないんです。

だから安心してあなたのカラダをゆるめてあげてください。