![](https://seitai-manabiya.com/wp-content/uploads/2020/04/1159928-1024x768.jpg)
カラダの中にはいろんな種類の筋肉があって 大きく分けると骨格筋とそれ以外。になります。
整体で施術するのはほぼ骨格筋です。
骨格筋って、読んで字のごとく「骨格を動かすためについている筋肉」です
それ以外にどんな筋肉があるっていうの?という声が聞こえてきそうですが
心臓も胃も腸も筋肉の壁でできているっていうのは、意外にみんな知ってるはず。。
それらの筋肉が、なんで「筋肉でできている」という実感がないかというと
「意識しても自分の意志で動かせるものではないから」なんです。
![](https://seitai-manabiya.com/wp-content/uploads/2020/04/骨格筋.jpg)
「心臓とまれ!!」って思っても とまりませんよね?
食べ過ぎて胃が痛いから早く食べ物を消化してほしい、とかあまり吸収しないで出しちゃいたい
なんて思っても 思った通りに動くものではありません。
なぜなら彼らは「不随意筋」というものだからです。
それに対して骨格筋は「随意筋」私たちが動かそうと思って動かすものです。
ではおしっこを留め置くために働く筋肉って、どっちだと思いますか?
そう。不随意筋なんです
![](https://seitai-manabiya.com/wp-content/uploads/2020/04/555994-1024x768.jpg)
尿漏れの問題って、産後の女性ばかりでなく高齢の女性にも多いので
「尿漏れ」「筋トレ」なんて検索するといろいろ出てきますよね
なので、ここでああまり詳しく筋トレの内容には触れませんが、一つだけ覚えていてほしいのは
「おしっこをとめる筋肉は”不随意筋”なので、
“筋力UP”のためではなくて、筋肉の反応をよくするためのトレーニングが必要」ということです。
つまり、力んで一生懸命やるのはむしろ逆効果。
筋肉のスイッチって「オン」か「オフ」しかないので
オンにしたらオフにする。そしてまたオンにしてみて、でもやっぱりその後オフにする。
この「オフにする」が実はとても重要で
人間って具合が悪くなるほどに「力を抜く」ことが苦手になるんです。
だったら骨盤底筋も「力を抜けなくて」尿漏れも起こらないのでは?という声が聞こえそうだけど、、
当然、力みっぱなしじゃ疲弊してしまうので、どこかで無意識に脱力してしまい
(しかもその時には筋肉は凝り固まってしまい、動きにくくなっている)尿が漏れる。ということなんです
だから、トレーニングしたいのはむしろオンにしたあとの「オフ」なんです。
![](https://seitai-manabiya.com/wp-content/uploads/2020/04/1318216-971x1024.jpg)
![](https://seitai-manabiya.com/wp-content/uploads/2020/04/1819683-1-1024x1024.jpg)
おしっこを無意識に留め置く働きは上記の骨盤底筋の働きなのですが
じゃあ、骨盤底筋を鍛えましょう!と言っても なんだか難しそう、、
なぜなら「触れない部位のきんにくだから」
腕や足を鍛えるのは疲れるけど簡単なんです。見て触って意識しやすいから
トレーニングしていても”効いてる!”と実感しやすいわけです
でも骨盤底筋だと、、、
と、いうわけで ともかくまずは意識するところから始めていきます。
骨盤底筋、と思うと難しいので近しいところで「膣を締める」筋肉を動かしていきます。
膣に力を入れて、抜いて、、を繰り返します。
そしてうまくできるようになったらそのトレーニングを立ったりしゃがんだりしながら繰り返します。
最終的には歩いたり日々の生活を送りながらトレーニングしてみましょう。
目指すは無意識にちょうどよく力をこめられる状態です。