縮める状態にあるか

「筋肉は縮んで働く」
ということは先述の通りです。
繊維状の細胞が寄り集まってできている筋肉は、
神経からくる電気信号を受けると縮みます。
筋肉には、その機能しかないんです。
(外からの力に負けて伸ばされる。という動き方はできますが)

そして、コリは「縮んで固まった筋肉」です。ということは
コリになってしまった筋肉を働かせようと思っても、そこはすでに縮んでしまっている。
縮んで力を発揮させるためには、働く前には筋肉は伸びていなくてはいけないんです。
ボールを投げたり蹴ったりする時、振りかぶりますよね。
あれはつまりしっかり縮めるために、その前に伸ばしているんです。

だから「こっている筋肉は100%の力を発揮することができない」んです。

まず、大きな問題は こっている筋肉は伸びが悪いので
そのためにまず、その筋肉が関わっている関節の可動域が制限されます。
そのうえ100%の力が発揮できない。

コリがあるとその影響で肩こりや腰痛といったよくある「痛み」が発生しやすい。というだけではなくて
脚が前に出ない、しっかり蹴りだせない。その結果「脚が重いと感じる」とか、
腕が上がらない、しばらく挙げていると辛くなる。などの不具合も生じてしまうんです。

カラダのパフォーマンスが上がるとは、、

つまり、整体でからだを整えるのは 単に痛みが軽減するだけじゃなくて
「からだのパフォーマンスを上げる」という効果もあるんです。

分かりやすく言うと筋トレをしたわけでもないのに筋力がUPする感じ出る。
結果として脚が軽くなる。動いても疲れなくなる。なんて変化が表れます

子どもはどんどん成長していきます。
野山を駆け巡り、ジャングルジムに上り、全力で走ります。
整体が目指したいのはそんな子どもたちと一緒に動いてもへたばらないカラダ
そして動けば動くほどにもっと動きやすくなっていくカラダ

あなたが産まれてから人生を終えるまでの間に絶えず持ち続ける唯一の所有物であるあなたのカラダです
ぜひ大事に丁寧に向き合ってあげてください。