脚が重いのは、脚の筋肉の伸びが悪い部分があるから。です。
全ての関節にはついになって筋肉がついているので
例えば、脚を前に出す時には、脚を後ろへ蹴りだすための筋肉が伸びなくちゃいけないんです。
その部分の筋肉が伸びにくくなっていたら、、、。
脚が重いと感じる理由がなんとなく伝わるんじゃないかな、と思います。
そして足がつるのは、血流の悪さが一因とされていますが、ひとつはっきり言えることは
固まっている筋肉ほどつりやすい。ということ。
筋肉は上手に使えないと固まるので、
足の重さの解消のためにも、つることを避けるためにも、脚をきちんと使えるようにしておきたいのです。
まず、妊娠中に脚がしっかり使えなくなる理由の大きな理由は
「お腹が出てくるので、膝が抱えられなくなる」からです。
(詳しくは「お尻が垂れる」をご参照ください。)
ここで出てくる問題は「股関節の可動域が狭くなる」というものなのですが
脚の関節って連動するの、知ってますか?
誰でも、膝を曲げてくださいって言われて、膝だけ曲げる人っていないんですよ。
みんなセットで股関節を曲げます。必ず。
そして膝と股関節が曲がると、足首は反る方に動かす方がしっくりくるんです。
(つまり「しゃがむ」姿勢のかたちですね)
股関節に可動制限がかかるということは、
必然的に膝も足首も使わなくなる。ということなんです。
それをそのままにしていると使わない筋肉は固まり、動きにくくなってしまいます(コリ、もしくはハリになる。)
前述の通り、妊娠中はこの「しゃがむ」姿勢が取りにくいのは当然です。
でも、産後もこの問題が残ってしまうのはあまりうれしくないですよね
だから妊娠中に脚が使えないぶん、ケアしてあげれば
妊娠中は少し楽になって、産後は回復が早くなる。というわけです。
セルフケア
ケアの手順は まず固まっているところを揉んでほぐして
その後ストレッチで可動域を回復していく。というものです。
コリの伸びがよくなって脚が出やすくなったら、歩き時はなるべく大きく脚を出すイメージで歩きましょう。